こちゃんの頭の中

日記やメモ。こちゃんの頭の中、のぞいてみる?

推し方いろいろ

推しがいる生活って素晴らしいですよね。

かくいう私も過去はジャニオタ、今はとあるアイドルオタと3次元へのオタク属性あり。推しがいない期間はあるにはあったけど何か物足りない気持ちで生きていました。

 

推しが生きてるから私も生きて頑張ろうという元気が出る。推しが働いてるから、推しに会いたいから、自分も働こうと頑張れる。推しの好きな事や趣味を通して自分の幅が広がる。

今日も生きてくれてありがとう推し、推しの生きてる素晴らしいこの世界にもありがとう。

...と、私は推しを拝みまくるタイプのオタクです。リアコ(推しに恋愛感情を抱くこと)ではありません。

同担OK、ファンサをもらう同担を見ると羨ましさはあれど嫉妬はしません。何なら同担と徹夜で推しの良さについて語り合いたいくらいです。

ですが人の数だけ推し方もあるわけでして。

リアコや同担拒否の人達ももちろんいるので、気軽におしゃべりしに行けないのがちょっと寂しいところだったりします。

自分にとっては同担(推し被り)=仲間なんですよね。だから仲間内でおしゃべりするのも仲良くなるのも全然OKむしろ楽しい。

 

同担拒否の知り合いの話では「リアコじゃないけど、推しと自分だけの世界でいたいから。そこに同担の存在を入れる必要はないし入れたくない」。

推しからのファンに対する言動はすなわち自分に対してのものであるということ。敢えて視野を狭ーーくして自分と推しだけの世界にする楽しみ方、賢いな!と思わず心の中で呟いて感心しました。

 

じゃあリアコってなんだろ?

恋って別に叶う相手にだけするものじゃないですよね。恋が叶うかどうかそんなものは関係なく、心が動いて好きになっちゃうことだってありますもんね。それは分かる。

でも叶うと信じてリアコになる心理はぼやーっとした大枠くらいでしか捉えられてないです。

分からないものは知りたい、知ってみたい。

 

ちなみにリアコの心理をぼんやりながらも理解したきっかけは、「メンズ地下アイドル」を知ったこと。地下と地上って距離感も営業も全く違うので、元ジャニオタはとても驚いたものです。

地上の大手アイドルはテレビや雑誌に出ることや大きな会場でライブをすること、頻繁に曲を出したり時には自分たちで作詞作曲したりすること、グッズをたくさん出すこと、とにかくいろんな場所でその存在を目にできるんです。いろんな場所で活動すること、それそのものがファンへの営業だと思ってます。

対してメン地下は活動場所が限られていて、日常見ることはそんなにないんですよね。見ようとして能動的に行動しないと見られない人たち。だからこそファンへの営業は媒体通さず直接的なものになります。ここがやっぱり1番のリアコ発生ポイントですよね。

もちろん営業のかけ方もいろいろあるとは思います。ただ、推しから直接ガチ恋営業されたら好きになるしかないでしょう…。営業とはいえ向こうから恋愛に落としこむ言葉がきたら、表面上はその時点でオタクから一方通行の好きじゃなくなっちゃうし、演者側もそれを狙ってるんだろうし、好きになるなって言う方が無理な話。何ならホストと同じ手法ですよね?

 

ガチ恋営業されて好きにならない人は、多分その人自身の推しスタンスがリアコに絶対ならない人。

私の場合、アイドルは夢を見させてくれる人達だと思っているので、お金を払って夢を買っています。欲しいのはその夢の部分だけで現実は要らない。だからリアコにはならないのだけど、夢をまるで現実に映してそのまま叶えてくれるかのような営業されるとしばらくは冷静じゃいられないと思います…。

だからリアコの感覚は分からなくても、頭では全く理解できないわけじゃない。いつ自分もリアコ勢に転ぶか分からない。いろんな人のいろんな推し方を尊重しながら、今日も推しを拝んで生きたいと思います。